2015
灰かぶり
OZASAHAYASHI Kyoto、京都
2015年9月19日 – 10月24日
2015
灰かぶり
OZASAHAYASHI Kyoto、京都
2015年9月19日 – 10月24日
概要
このインスタレーション「灰かぶり」は、2003年に「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」にて伝承文学を題材に制作した『粟福と米福』の一連の作品、2014年の故郷「福島」の変容を表した立体、そして『灰かぶり』を再読し制作した作品です。『粟福と米福』はシンデレラ物語に似た地方に伝わる昔話。またシンデレラは和名で「灰かぶり」と呼ばれています。そして会津出身である彼女にとって、「灰」が「放射能」という隠喩にも感じとられています。2015年に在る古川は、実生活において二人の娘の義理母という立場となり、『粟福と米福』から12年というひとつのサイクルを巡って、新旧の作品を組み合わせて、再度<シンデレラ/灰かぶり>の意味を問います。「見えにくい世界が広がっていくなかで、本質を見抜くためのガラスの靴はどこだろう」と。
灰かぶり(展示風景)
ドローイング(灰かぶり)
紙に木炭|22.5 x 30 cm(各サイズ)
灰かぶり
セラミック|20x20x37 cm
継母
セラミック|23x13x36 cm
灰かぶり
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