2011
朝茶(あさじゃ)
会津 漆の芸術祭 – 東北へのエール
食堂つきとおひさま、喜多方市、福島
2011年 10月1日 – 11月3日
2011
朝茶(あさじゃ)
会津 漆の芸術祭 – 東北へのエール
食堂つきとおひさま、喜多方市、福島
2011年 10月1日 – 11月3日
概要
福島県会津地方に伝わる民話『朝茶(あさじゃ)』から、会津塗りの湯飲みと屋下瓦とレンガをつかったインスタレーションを発表しました。 この民話では、毒をもった大蛇が、弟の「朝茶(あさじゃ)を飲んできた」という言葉を聞き、その発音のなまりによって、「 朝から大蛇を飲んできた」と聞き間違いをおこし、怖くて逃げてしまいます。その誤解によって、兄弟が死難から逃れることができたというお話です。2011年3月11日におそった東日本大震災では、この会津地方は福島県のなかでも被害が少なかった地域でした。言語コミュニケーションのズレが人間の身を難から守っていったという部分に、不思議と土地の宿縁というものを感じます。会場となった食堂つきとおひさまの協力で、この作品である湯飲みを使用した食事も提供されました。
朝茶(あさじゃ)
朝茶(あさじゃ)
朝茶(あさじゃ)(展示会場)
朝茶(あさじゃ)
朝茶(あさじゃ)
朝茶(あさじゃ)
朝茶(あさじゃ)
レンガ、レンガに色鉛筆、シート、緑茶、漬物、漆塗り木製茶碗
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